SEワンタンの独学備忘録

IT関連の独学した内容や資格試験に対する取り組みの備忘録

【Linux】独学した内容の備忘録2

1の続き

tmuxを使ってみよう

tmuxとは【簡単な仕組み】

tmuxとは仮想端末である。Linux上のアプリケーションとして起動するため接続が切れた場合にも再接続可能なのが特徴らしい。
端末多重化ソフトウェアと言われていて、私が勉強に使う程度なら接続切れの考慮というよりは一つのターミナルから複数の接続ができる点が便利で使用している。なにより開いた見た目がかっこいい!!

以下、解説してみた。勉強不足のため間違ってたら申し訳ありません。

①私の勉強環境は以下のようにホストOS上に仮想環境(VirtualBox)を立てている。
最初はVirtualBoxで直接ターミナルを開いていた。
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②若干使いにくかったのでteratermでssh接続して使用するようになった。
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③teratermでtmuxを使用するようになった。←今回説明したかったのはここ!!
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tmuxの導入と起動

自身の環境にtmuxがはいっているか確かめる。

type tmux

導入後の私の環境では
「tmux はハッシュされています (/usr/bin/tmux)」と表示された。
バージョンで確かめてもよいし普通にtmuxと打ち込んで確かめてもよい。

ない場合はインストールする。

yum install tmux

でインストールは可能だがバージョンが古いらしい。私の環境では確かに1.8になっていた。。。
とりあえず使うだけなら↑の通りで大丈夫。最新版のインストールは別途まとめよう。。

インストールが完了したら「tmux」コマンドで起動ができる。

tmuxの簡単な使い方

正直十分に使いこなせてはいないが自分の使用している範囲で。
tmuxを起動しただけでは普通に使用しているのとあまり変わらないのでとりあえず画面分割してみる。
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tmuxを起動した状態で「Ctrl + B」→「%」と入力すると左右に画面が分割され、一つのターミナルで複数接続が実現できたことになる。
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また「Ctrl + B」→「”」で縦分割ができる。
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この「Ctrl + B」をプレフィックスキーといい、tmux自体の操作をする場合に最初に入力する。

画面を分割したあとでフォーカスが動かせなくて混乱すると思うが(私が混乱した)
「Ctrl + B」→「矢印キー(←↑↓→)」で移動できるのでプレフィックスキーさえ覚えておけば直観的に分かりやすい。

なおこの状態だとスクロールがうまくきかなくなるが
「Ctrl + B」→「[」と矢印キーなどでスクロールできるようになるがマウスのホイールは私の環境ではそれでもきかなかった。
モードを戻すには「q」

tmuxの終了時は「exit」コマンドでtmuxがひとつづつ閉じれる。

コマンドのヒストリー

超基本

解説するまでもなく、なんとなく使っていても気づくだろうが「↑」キーを押すと
過去のコマンドが一個づつ表示できエンターで実行できる。
勉強中はいろいろ試したり、間違えたりするので必須。

コマンド履歴

ヒストリーコマンドで

history

ほんとにコマンド履歴が表示されるので、以下みたいにファイルに書き出すかなんかスクリプト組めそう
って既にそうゆうの探せばありそう。。。

history > history.txt
履歴の検索

「Ctrl + r」コマンドの検索ができる。
普通にやると1コマンドのみの検索になるが、「Ctrl + r」を続けて押すと検索ワードで更にさかのぼれる。
これはすぐ忘れる日常的に使ってないと実践的になかなか使えない気がする。

システム負荷を確認する

これだけ知っていても対処ができるわけではないが、
それでも重いコマンドの様子を見守ったり、異常を検知することぐらいはできる。
ほんとに対応するならちゃんと学習すべきである

topコマンド
top

topと打つだけで起動できる。
起動した状態で「c」でコマンド詳細が見える。
素人な感想ですけどtmuxで多重起動するとなんかかっこいいですね。
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簡単な見方

load average:CPUの待ちタスク数
 →CPUの稼働状態がなんとなくわかる
%CPU:プロセスのCPU使用率
 →使用時間であるTIME+も合わせてみる
%MEM:メモリーの使用率
PID:そのコマンドのプロセスID
 →停止させたいプロセスが分かったら kill [プロセスID]でプロセスを停止させる。

おまけ

・top表示のソート
「Shift + p」→%CPU順
「Shift + m」→%MEM順
「Shift + t」→+TIME順

・スワップについて
メモリが不足してきた場合、使用していないデータはディスクに一時保管される(スワップアウト)。
再使用する場合はディスクからメモリに読み込まれる(スワップイン)。
私にとっては書籍とかを読んでると出てくる起こさないようにしろ言われているあれ



PS.
せっかくなのでペンタブとgimp2で図を描いてみたが普通にマウスで描いた方がマシだしエクセルとかで作図した方がもっとマシ。。
まぁ今後に期待

参考文献は前回に引き続き「シス菅系女子①」